カジルをご覧のみなさん、こんにちは。ライターの小百合です。私がカジルにライターとして参加して、早いもので10カ月が経ちました。今日現在までに書いた記事は、9本。最近はカジリストの農家さんとお会いすると「記事見てるよ!」「会えるの楽しみにしていたよ!」と声をかけていただけることが増えてきて、少しずつカジルに馴染んできたかな~と嬉しく思っています。そこで今回は、私がカジルに参加することになった経緯、10カ月間取材をしてきて感じたこと、取材の裏話などをお話ししたいと思います。野菜でもせんべいでもカジりながら、ゆるゆるっと読んでくださいね。それでは、GO♪

小百合がカジルライターになったワケ

カジリストの農家さんに取材に行くと、結構聞かれるんですよ。「小百合さんは、どういう経緯でカジルのライターになったの?」と。

あれは忘れもしない2019年6月13日。宇都宮駅前の、とあるカフェでの出来事だったのでございます。(大河ドラマ風)

 

それまでは11年間、会社員だった私。ホテルマン、住宅会社の広報、住宅雑誌の編集の仕事をしていました。体を壊してやむを得ず退職したのですが、快復後就職活動をするも、なかなか上手くいかず……。そのころ相談していた複数の方々から後押ししていただき、フリーランスで活動を始めることにしたんです。

会社員生活の中で、ある農業地域とお付き合いがあり、農業の実態や農家さんの苦労を知る機会があったこと、心身バランスを崩して激太り→食事管理で15キロのダイエットをした経験から、農業や食について考えることが多かったんです。そこで、農業のことを取材して伝える仕事がないかと、「農業 ライター募集」で検索してみたところ、即ヒットしたのがカジルでした。

カジルでは、現在もWantedlyにて2つの職種を募集中!

 

こうして、クレバーフレーバー(カジルを運営する宇都宮のWEB制作会社)のコバタクさんと面談することになり、お会いしたのが2019年6月13日。上記の漫画の通りです。

面談では、どうしてカジルが生まれたのか、どういう目的でやっているのか、活動のゴールは何なのかを確認しました。その中で衝撃だったのは、『農家さんからは、カジルに掲載する費用はいただいていないんです。もちろん、取材がご縁となって販促ツールなどのポスターやウェブサイトの制作を依頼された場合には、費用をいただいているけれど……』ということ。

掲載費がかからないなんて、さすが農家応援サイト!と思いました。そんなこんなでコバタクさんとも意気投合。早速カジルに参加することになりました。

穏やかに始まった(?)カジルライター生活

最初の取材は、カジル3周年記念対談。運営者のコバタクさんとクロシーさんに、カジルのあれこれをインタビューする企画でした。3周年のサイトリニューアルに伴い、これまで以上に多くの方が見ることになるだろうし、「カジルって、何なん?」という疑問を持つ方もいるかなと。それで、「カジルって何なん?」をぶつけまくる企画をやりたいと思ったんです。取材を通して、私自身もおふたりのこととカジル発足の背景が知れて、良いスタートを切れた感がありました。

その記事はこちら→カジル運営者に聞く!カジル3年間の軌跡とこれから

「さて、これからもひっそりと平和に取材を重ねていこう……」そんな風に思っていました。
しかし、その思いはすぐに打ち砕かれることになるのでございます。(大河ドラマ風、再び)

カジル芸人ライター誕生秘話

ちょうどその頃は、新米の季節。そこで、2つ目の取材は“栃木のお米に合うおかずを探しに栃木の道の駅をめぐる”という企画をしました。

「わ~い!美味しいもの沢山食べられるっ♪」と、かなりテンション高めで行きましたね。いざおかずを選んで、ご飯にのせたカットとかをコバタクさんが撮影してくれて、私は食べて感想をメモするんですけど、なんか違和感があったわけですよ。

「……?。コバタクさん、なんかやたら私のこと撮ってないか?」

 

「うわ、コレうま~~~!!(パシャパシャッ)って、また撮ってるやないかい!」

 

「まっ、記事には使わないし良いか。クロシーさんに見せるんだよね、きっと♪」と気楽に考えて、終盤は割とノリノリでしたね。

 

後日原稿を納品し、ホッとしたのも束の間。クロシーさんからTELが。

「あの~。小百合さんの表情がいい感じなので、記事の中に写真を入れてもいいですか?」

「%&$@?!!!は、はめられた!絶対コバタクさん、最初から写真使うつもりで撮ってたよね……!?」

こうして小百合は、地方局のグルメレポーターさながらの初登場となったのでございます。
(大河ドラマ風、アゲイン)

その記事はこちら→ ■新米の季節到来!栃木県の道の駅で買える、ご飯のお供9選~県南編~

読者と農家さんを笑顔にしたい!火がついた芸人魂

実は私、小学生のころの夢は吉本興業に入ることだったんですよ。30年越しで当時の思いがフツフツと湧いてきましてね。「やるなら徹底的に!変に恥ずかしがることこそ恥ずかしい!取材で会った人、記事を読んだ人、全員を笑顔に!」と、リミッターがボーーンと外れましたね。

毎回クロシーさんと一緒に、読み物としての構成はもちろん、その中のネタやオチも全力で考えてから取材に臨んでいます。

真剣なまなざしで話し合うクロシーと小百合。

 

 

取材で出会ったニャンコだって笑わせます。芸人ですから。

 

ワンさんだって笑わせます。芸人ですから。

農家さんはユニークな方が多いので、取材では収穫が多く(農家だけに♪)、予定より内容が厚くなるのが嬉しいです。中でも、いちご狩りの取材をした吉村農園さんは強烈でした。「吉村さんこそ芸人なのではないか?」と思うくらい、こちらの要望以上のことをして下さいました。ありがとうございました!(涙)

吉村農園にて。


その記事はこちら→ ■【ベストシーズン到来】いちご狩りを150%楽しむためのハウツー

カジリストの熱意と人柄に触れて

カジルを通して笑いや笑顔を届けたいのはもちろんですが、一番の目的は農家さんの実態や思いを伝えること。(当たり前ですよね!笑)それを引き出すために、農家さんのインタビューや対談も企画しました。

若手農家さんは、今の農業の良いところも悪いところもまっすぐ見ていて、変えていきたいという熱意もある。近年は農業もテクノロジーが進化していますが、そんな農業の過渡期に居る中で、自分たちが出来ることをしっかり考えているんだな~と、胸が熱くなりました。後日「こうやって仲間と真剣に語る機会はなかったから、良い時間でした」と御礼のメッセージをくれて、とても嬉しかったです。こういう取材を沢山していきたいと思いましたね。

「とまとのしのはら」のハウスにて

 

 

その記事はこちら→ ■【座談会】若手就農者が考える、農業の今とこれから

女性農家さんにもお会いしました。農業って今、女子の間でちょっとした憧れというか、ファッション的な発信がされがちなこともあります。でも実際は、大変なことが多いんですよね……。ハードな農業と育児を両立しながら、自分なりに工夫しつつ、しなやかに生きている。新たな加工品の開発もしたりして、めっちゃパワフル!「女性農家さんの力は偉大だな~」と元気をもらいました。

寶示戸農園にて。

 

その記事はこちら→ ■【インタビュー対談】女性農家の苦労とやりがいを聞いてみた

 

バレンタインには、13人のカジリストさんに手作りのスコーンを手渡ししました。一日で多くのカジリストさんに会えるということで、かなり期待して行きました。ノーアポで突撃したのに、皆さん快くお迎え下さって、「あ~、カジルってスゴイんだな!」と感激しました。

スコーンを渡して喜んでいただけたことはもちろん、皆さんの農園を見学できたことも良い勉強でした。中でも、アスパラが1日に8cmも伸びることを教えていただいたのは衝撃でしたね。

ヒロヒロファームにて。

農家・読者・カジルに「三方よし」な記事を書きたい

このように、毎度出会うカジリストさんのおかげで、楽しく気持ちよく取材をさせていただいています。カジリストさんの作物をお土産にいただくことも多いのですが、家でおいしくいただきながら、原稿のイメージを膨らませています。

この日は「ヒロヒロファーム」のアスパラ(ベーコン炒めと味噌汁)、「福田農園」の椎茸(丸焼きと炊き込みご飯)でカジル定食。

 

「恩田トマト園」の春菊を使ったサラダ。

 

とまとのしのはら」のトマトを使ったサラダ。

 

「Vegetables House宝 寳示戸農園」の「ほうじとさんちのパセリドレッシング」をかけたくて、タラのムニエルを。同じく「ほうじとさんちのスナックエンドウピクルス」を使ったタルタルソース、パセリも添えました。

 

執筆中のおやつは「赤羽いちご園」のスカイベリー。

 

「なんばいちご園」の奥様が趣味でつくっているジャムをのせたくて、
スコーンを焼きました。

 

これはほんの一部です。取材の後はいつも、カジリストの作物で食卓が潤っております(笑)。カジリストの皆さん、いつもありがとうございます。食べ物はカラダだけでなく、心もつくります。つくり手の顔が分かる作物を食べられる安心感は、何ものにも代えがたいです。

例えば、スーパーに並ぶ食材。国内からトラックでやってきた作物よりも、長い時間お船に乗って遠い外国からやってきた作物の方が安いのは、何故でしょう?そういったことに疑問を持ちながら、つくり手の顔の見える作物を選択していくことは、自分の心身にとっても、日本の農業の未来にとっても、大事なことではないでしょうか。

顔を出して作物を紹介しているカジリストさんは、農業に対する気持ちも、作物の品質も確かです。一般の方はもちろん、料理関係者の方、教育関係の方にもカジリストの作物を知っていただき、カジルネットワークが深く広がっていくことを願っています。

そんなこんなで、これからますます、農家・読者・カジル、どの方にも良いことが起こる「三方よし」な記事を届けていきたいと思っています。そこに笑いがあったら、なお良しです!

カジリストの作物に興味がある方、購入したい方は、お気軽にカジルまでお問合せください。そして「こんなことが知りたい!」「こんな取材をして!」「この農家さんとこんなコラボ企画をしたい!」など、アイデアも随時募集しています!

後半は、ちょいと真面目な話をしましたが……。
まっ、これからもゆるっと楽しく読んでもらえたら嬉しいです。

これからもどんどん取材に出て行きます。
カジリストの皆さん、待っていて下さいね♪
小百合の芸人修行も、まだまだ続きますよ!

 

 

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▼この記事を書いた人

小百合:「住・食・人」がテーマのライター、インタビュアー。今は埼玉県在住だが、以前栃木県に住んでいたことがあり、今でも頻繁に足を運ぶほど栃木愛が強い。趣味はヨガ、ダイエット(コミット中)、料理(修行中)。人とお酒が大好物。農家さんの様々な面を伝えるため、取材を通して農業について勉強中。

Instagram:@an_sayu(https://www.instagram.com/an_sayu/