「あっ、まだあった」

スーパーから小粒のいちごが姿を消し、春から初夏へバトンが渡された今日この頃。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

わたしは発酵食品にハマっています。いかの塩辛、チーズ、キムチが好きですが、最近は特に、塩麹(原料:米麹、塩、水)を作ってながーく楽しむことにハマってます。人工的な調味料と一味違って、体にいいコトしてる感がイイ!お味はしょっぱさの中に少し甘味があり、奥行きのある調味料で、味がキマります。

そんな塩麹の使い方は、一口で食べられるくらいの塩麹とお肉をポリ袋に入れて、数日放置。加熱してもパサつかず、お肉の旨味も引き出せますヨ。お試しあれ。

発酵調味料といえば、先日とある調味料を手作りしました。

それは豆板醤です。

さて、(いきなり)問題です。デデン!!

豆板醤は、豆という漢字が入っておりますが、なんの豆でしょう?
①枝豆
②あずき
③そら豆

 

チッチッチ・・・

 

タイムアップ!

答えーは、、、

③そら豆です。
そら豆と唐辛子等の材料で豆板醤は出来上がるのです。

 なんで、そら豆っていうの?

ちょ、待ってくださいね。豆板醤がそら豆の元っていうことはわかったけど…そもそも、そら豆って何でそら豆と言われるのでしょうか。名前の由来は諸説ありますが3つをご紹介します。①その名の通り、空に向けて伸びる様子から空豆という説、②蚕が繭を作る時期に美味しくなる豆なので、「蚕豆」という説、③また、鞘の形が蚕のようで「蚕豆」という説もあります。(私は身の形が蚕に似てるからだと思っていたタイプです。照笑)

豆板醤'sヒストリア

豆板醤は、中国の四川省では300年前から食べられていたそうです。四川省と言えばカラ~い麻婆豆腐などの故郷です。豆板醤には唐辛子が多く含まれているためとても辛いですが、ただ辛いだけじゃなく加熱する風味が加わります。実はこの豆板醤、日本における四川の父といわれる陳健民氏(料理の鉄人として知られる陳健一氏の父)が広めたものだそう。日本に馴染み深くなったのは意外と最近だったんですね。

この歴史深い調味料は、実は出来上がるまでに1ヶ月かかるようです!ぎょぇ~

そら豆のズボラな食べ方

待て待て?!そら豆から豆板醤を作って、1ヶ月待って食べるだとぉ?忙しくて難しいですよね。実際。豆板醤なんて面倒じゃん!というズボラな方は、そら豆をダイレクトに魚焼きグリルやコンロで網焼きにしましょ。表面に焦げ目がつくくらい炙れば、ホクホクのそら豆のグリルの出来上がり。コレがうまい! 

初夏から6月にかけて、旬を迎えるそら豆。かわいらしい形で、鞘の中のふかふかなお布団の中で眠っているみたいです。私たちもそろそろ、お布団の衣替えをしたいくらい暑い日も出てきましたね。豆板醤を使ったお料理で汗をかくのもヨシ、ホクホクのそら豆をおつまみにするのもヨシです。冬物をクリーニングに出したり、少しづつ季節が変わりつつあります。普段はなかなかそら豆を買わない方も、そら豆を食べて、季節のわずかな変化を味わってみるのはいかがでしょうか。