いざ、小山市のトマト農家へ

こんにちは、カジル編集部です。
栃木県は日照時間が多く肥沃な大地と太陽の恵みを受け、さまざまな農産物が収穫できます。カジルでもたくさんの栃木県の農産物を紹介しています!

今回は「栃木県トマトグランプリ農林水産大臣賞」を2018・2019年と2年連続受賞したトマト農家が所属するJAおやま東部トマト部会へいってきました。その組織には若手生産者の部会があり、JAおやま東部トマト部会青年部のみなさんへトマトへの熱い想いを聞いてきました!


JAおやま東部トマト部会青年部について

小山市と野木町の生産者69名でつくられている組織です。全メンバーの生産面積を合わせると、東京ドーム5.5個分になります。農地そのうち青年部メンバーは26名在籍しています。全国の農業者平均年齢が66.8歳というデータからみても若手が多く在籍している会です。主な活動内容の一つに現地検討会があります。トマト生産農家のハウスへ行き、優良な事例を見学や情報交換をしていきます。また災害時には、ビニールハウスの張替えや修繕工事で助け合っています。
※農林水産省HPより https://www.maff.go.jp/j/tokei/sihyo/data/08.html

真っ赤に燃えるトマトへの想いは?

それでは、青年部メンバーを代表して7名のトマト農家さんへ話を聞いてみることに。写真のポーズは、もちろんカジルポーズで!


荒井祐介(JAおやま東部トマト部会青年部会長:生産歴20年)
親の後引き継ぐ形で20年前に就農しました。高校も農業高校を出て、農業大学で2年間学び、卒業後農業を始めました。現在は両親と今年度から2名のパートさん5名でトマト栽培に励んでいます。栽培のこだわりは、越冬作という冬を越して7月まで収穫する作を栽培しております。一年を通した安定した出荷量とA品率の増加、それとお客様に喜んで頂けるような酸味と甘みのバランスよいトマトをイメージして栽培しています。
今後は新しい技術の導入後も青年部とトマト部会の方で参考にし、より良いトマトを皆様に提供できるように頑張りたいと思います。


岡村康宏(生産歴20年)
私はトマトを栽培して20年になりますが、勉強することばかりです。
悩んでしまう事も多いですが、同年代の仲間たちに恵まれたお陰で日々切磋琢磨し、やりがいのある毎日を過ごしています。実は私、トマトがあまり好きではありません(笑)。ですが、そんな自分でも毎日食べられるようなトマトを目標に栽培に取り組んでいます。


宮田直文(生産歴20年)
高校と大学で農業の勉強して、大学卒業後すぐに就農しました。
就農してから20年になりますが、正直自分の栽培技術はまだまだだなと思っています。勉強して分からない事があれば聞き、栽培技術を向上してきました。これからも勉強をして今までより美味しいトマトをたくさんつくり、より多くの消費者の皆さんにお届けできるよう頑張っていきたいと思います。


田村真也(生産歴19年)
安心安全は当たり前。食べて美味しいも当たり前。そんなトマトをつくっています。世代問わず良いトマトを作るため日々作業をしています。交流も大切でなにか一つでも吸収できることはないかと思い勉強会や情報交換会へ参加し、新しい技術や情報を共有できればと行動しています。ロックウールやヤシ殻培地を使った養液栽培もその一つで、季節にあわせた給液管理を行い環境制御にあわせて最適な環境を目指して栽培してます。
栃木県と言う知名度がまだまだ低いところですが、京浜地区にも近い産地で新鮮なトマトを食べてもらうこともできます。まだまだ熱く若いメンバーが多いのでこれからもずーっと美味しいトマトをつくっていきたいです。


大森寛(生産歴12年)
大学を卒業し、栃木県野木町で実家の農家を継いで12年の36歳になります。親の世代からの土作りに特化したトマト栽培を引き継ぎ、味の濃い「トマト」味のするトマトの栽培に力を入れています。美味しい野菜は良い土からという信念の基、昔ながらの土耕栽培にてトマトの栽培、管理を行っています。大玉トマト以外にも中玉トマトやミニトマトを栽培し、新しい品種のものも積極的に取り入れ、美味しいトマトの発見に努めています。
また地元の小学校にて定期的に農家という職業について、トマト栽培の仕方などの授業を行い、地元の食育学習、未来の農家を育てることにも協力しています。


黒川純平(生産歴9年)
私は軒高ハウスで大玉トマトを栽培しています。
品種は麗容ですが、今作から麗妃を試作しています。まだまだ駆け出しで、部会の方々に相談してりハウスへ直接行って目で見たりと日々勉強しています。
毎年気候が多少なりとも変動し栽培管理に戸惑ってしまったりもしますが、仲間と支えあいながらトマトをつくり続けています。


篠田恭兵(生産歴6年)
両親とトマト栽培をしています。2019年産の栃木県トマトグランプリで、農林水産大臣賞を頂くことができました。甘みと酸味のバランスの取れた味の濃いトマトをつくれるように心がけています。まだまだ半人前ですが、トマト部会の仲間たちと切磋琢磨して父のようなトマト生産者になることが目標です。


篠原貴大(生産歴2年目)
毎日農業に触れていて楽しいです!
我が家は2018年産の栃木県トマトグランプリで農林水産大臣賞を受賞しました!トマト栽培を知れば知るほど奥が深く、小さい頃普通に食べていたトマトはこんな工夫が施されていたのかと最近思います。農業は適期管理が重要、日々の観察からトマトの状態を読み取り、より良いトマトを作ることを常に考えています。時代の流れで栽培方法が変わったり、気候によって管理方法が変化します。それが楽しいです。1年に1回しか栽培できない作型ですが、その中で生産者同士で色々な考えを出し合い皆んなで良いトマトを作ろうと努力する。チームのような存在です。そんな仲間たちに遅れを取らないよう僕はこれからもより良いトマトを作ることを常に考えます。

JAおやま東部トマト部会青年部のトマトとはどこで買えるの?

収穫された小山のトマトは地元栃木県だけでなく、東京や東北に出荷されていきます。
小山市内から国道50号線、4号線が流れているので交通の便が良く、各市場へ完熟且つ新鮮なトマトを供給できるといった立地の強みがいきていきます。

取材を終えて

メンバーからは、トマトに負けないくらい真っ赤に燃える熱き思いを感じました。一人ひとりがプライドを持ち、トマトづくりに日々向合っています。カジル編集部も実際にトマトを味見させて頂きましたが、うんまかったなー。店頭で見かけた際には手に取って、是非小山のトマトを味わってほしいです。